ドラマ版チーム・バチスタを見る

作品の時系列を読み解く

ケルベロスの肖像までの道筋

田口・白鳥シリーズを読み解くにしても、まずは作品の粗方に目を通していなければならない。一番最初でも述べたが、劇場版で公開された作品だけを見ても正直初見の人は何がどうなって、そうなったのかすら分からないまま、物語が展開していってしまう。けれど作品全てを見るのもかったるいと感じる人がいないとも限りません。ならば原作を読めばというふうに行き着く人もいるでしょう。原作にしても、『ケルベロスの肖像』を見ても気づけば田口と白鳥という名(迷?)コンビによって事件は、決して華麗とはいえないもののそれでも前進して解決へと導く話となっている。ここまでになると紆余曲折ありながら、共に成長をし続けた2人の友情などを感じられても、そこに至るまでどんな苦労があったのかは把握できない。

2人の軌跡を知ろうとしたら、まずは作品を時系列的に解き明かすところから始めなければなりません。現在のところ最新刊である『カレイドスコープの箱庭』はシリーズ最終巻となっており、それを見るためにもやはりケルベロスの象徴に至るまでの道のりを見ておく必要があります。最終章の頃には気づけば窓際だったはずの2人は出世していますが、高階院長の使い勝手のいい事件解決役の探偵として小間使いのような扱いをされているのだけは変わっていないという、ある意味微笑ましい描写もそう。

面倒事に関わりたくなかった田口がどうして出世するまでに至ったのか、人を怒らせることだけは誰よりも上手い出世街道から外れた優秀なんだけど変人である小太り中年な白鳥、そんな変人凹凸コンビの活躍を初期作である『チーム・バチスタの栄光』から順々に辿っていってみよう。

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チーム・バチスタの栄光、概要

田口・白鳥シリーズの原点であり、初期作となっている今作ですが、タイトルの通りバチスタ手術を巡っての話となります。作中では東城医大病院には、バチスタ手術の成功率が100%という驚異的な記録を樹立している精鋭チームの存在があった。けれどそんなチームが立て続けに3件連続で術中に患者が死亡するという事態が巻き起こってしまう。これから期待されており、少年ゲリラ兵へ施される手術とあって世間からの関心もたかったことから、病院長である高階氏は原因を究明するために万年講師でほそぼそと暮らしていた田口へと白羽の矢を立てた。この瞬間、田口公平という医師の穏やかで平凡な日常は音もなく崩れ去り、様々な思惑が交錯する医療の世界へと引きずり込まれてしまうのでした。

ただ田口本人としては病院での立ち回りが見事だったことも幸いして、そこまで極端に嫌な目に合うことはなく、粛々と調査を続ける。しかし単独での情報収集も限界があり、チーム・バチスタの調べが暗礁へと乗り上げた時、その男は現れた。そう、ロジカルモンスターこと白鳥の登場だ。この男と出会ったことで田口の人生にまた1つの兆しをもたらし、かけがえのないパートナーとなっていく。こういうと何だかいかがわしい関係でもあるのかと思ってしまうが、至って健全であることは明記しておく。

白鳥の登場で事はスムーズに運んでいくと見られていましたが、モンスターの異名は伊達ではなく、あらゆる場面でトラブルにトラブルを呼び込んでは田口の頭を悩ませていた。けれどそうした二人の活躍がきっかけとなり、事の真相は暴かれたものの世間を騒がせたことから、東城医大病院の名誉は失墜してしまうのだった。

白鳥の第一印象について

院長からの指示の元で嫌々ながらも調査を始めた田口だったが、当然1人で調べるにはあまりに事が大きすぎることもあり、調べは難航してしまう。そんな田口の前に現れたのは白鳥だったが、決して救世主という意味合いではない。この時田口は白鳥に対してどんな印象を持っていたのかというと、上手にブランド服を着こなせていない様から『ゴキブリ』を連想させられていたという。

どれだけひどい想像図なんだと言いたくなる、そこからベストパートナーと言われるまでに2人が成長するから、ある意味奇跡的な出会いだったのかもしれない。そしてそんなゴキブリ白鳥に翻弄され続けて、苦労を背負い込まされる田口の姿が苦労人気質全開なのも泣けてくる。

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物語はここから始まる

チーム・バチスタの栄光は、ちょうど現実としてもその名が出て注目されていたこともあり、多くのミステリー好きの関心を集めることに成功した。海堂先生が作家として大きな一歩を踏み出したのと同時に、田口・白鳥シリーズの原点としてとても良いスタートが切れたのだった。そしてここから2人の凸凹コンビによる院内で巻き起こるあらゆる問題を解決していくのです。

ただ端的に言ってしまうと、院長の使いっ走りとして面倒事を片付けてすぐに病院を平静にするよう使いまわされていたといっても過言ではない。この後も、2人は高階院長の無茶ぶりをことごとく担当していくことになる。

劇場版もいいよ